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プラントエンジニア/本川淑子

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異業界からの転職。自分の求める環境がここにありました。

大学時代は電気電子工学を学び、卒業後は女性では数少ないプラントエンジニアリングの道に入りました。これまで製薬会社、光学メーカー、製薬会社と3社を経験。それぞれの転職理由は様々ですが、大きくは工場閉鎖やM&Aなどによる将来への不安です。できれば定年まで腰を据えて働きたいと思っていましたので、転職先を決める際は事業の将来性や会社としての安定性も重視しました。

業界にこだわらずに、キャリアを活かせる会社を求めて出会ったのがJX金属です。金属業界のことはほとんど知らなかったのですが、詳しく調べていくと、社会にとって必要不可欠な公益性があり、日本や世界に貢献する使命感を持って働けること、また不況に影響されないビジネスであることも魅力に感じました。

また、100年以上の歴史を持つ会社なので、正直言うと最初はお堅い雰囲気なのかなと思っていましたが、実際に面接で出会った社員たちが初対面からフランクに話してくれるなど、この会社なら人間関係も良好なのだろうと思えたことも大きかったです。入社後もその印象は間違っていなかったと思っています。

ビジネススケールを肌で感じた、チリ鉱山への出張。

入社にあたってもう一つ魅力に感じたのが、今までより大きな機械を動かせることです。学生時代にインターンシップで発電所に行った際、「こんな巨大なプラント設備を動かせるなんて格好いい」と感動したのも、この道に入った理由の一つ。そんな技術者としてワクワクする瞬間を、当社に入社後すぐ身を以て体感することになります。

それは、運よく入社1ヶ月目で任されたチリ鉱山への2週間の出張です。当社では資源開発事業の一つとして、鉱山開発プロジェクトに企画段階から参加しています。そこはまるでガリバー旅行記のような世界で、鉱山車のタイヤが既に私よりも大きく、あらゆるものが2倍、3倍の規模なのです。機械を見るたびにどうやって動いているんだろうとワクワクしていました。

出張の最大目的として、不具合のある設備の原因調査や試験の立ち会いを行ったほか、空いた時間には鉱山の見学なども実施。ビジネススケールの大きさを肌で感じることができたのは、自分にとっては有意義なありがたい経験となりました。

キャリアを活かしながら、新たな挑戦をしていきたい。

現在は本社の設備技術部で、各工場のサポートや大きな課題が出てきた時の技術支援、全社での省エネルギーへの取り組みなどを行っています。様々な工場とやりとりをしているのですが、工場ごとに設備も、風土も、歩んできた歴史も全く異なるのが興味深いところです。

これはあくまで私の主観ですが、自然と向き合う製錬所は懐の深さがありますし、常に最先端の新商品開発に挑む先端素材領域の部門は非常にスピーディです。扱うプラント設備も多種多様なので、私のように異業界の出身でも今までの経験を活かせる機会が多く、同時に新たなことに出会いながら幅広い経験を積んでいける環境だと感じています。

福利厚生も充実しており、労働環境も非常に満足しています。特に嬉しいのは、住宅手当が充実していること。借上げ社宅で家賃の6~7割を会社が負担してくれるので、とても助かっています。私の部署は工場への出張はありますが、残業はほとんどないので、プライベートとバランスを取りながら働くことができています。